記者発表会をするパソナグループの南部靖之代表㊧(30日、東京都港区)

パソナグループと米ハーバード大デザイン大学院は30日、2025年春に兵庫県の淡路島に同大学院の研究拠点を開設することで合意したと発表した。パソナグループの南部靖之代表が数億円を寄付した。パソナは淡路島に本社機能の一部を移している。学生は淡路島などで職場環境や働く人の健康などについて研究する。

同大学院は建築学や景観建築学、都市計画・デザイン学の3つの専攻で構成する。学生は約3カ月半の研究期間のうち1週間から10日間、淡路島に滞在して研究する。同大学院は淡路島を皮切りに、日本国内外で研究拠点を開設する計画だ。

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