三菱自動車は27日、改良した「ミニキャブ トラック」を発売した

三菱自動車は軽商用車「ミニキャブ トラック」を2年ぶりに改良した。上位グレードは誤操作の際に障害物との衝突を防ぐ機能を強化したほか、燃費も向上させた。価格は原材料価格の高騰を反映し、最大で約2割引き上げた。

27日から仕様変更した車の販売を始めた。上位グレードは、誤操作で後方に誤発進して障害物にぶつかる危険がある場合にブレーキが作動する。

全グレードに駐車用のセンサーを搭載した。後方の障害物を検知するとブザー音とメーター内の表示灯で警告する。マニュアル車のモデルにはアイドリングストップ機能を追加し、燃費を最大約3%向上させた。

小売希望価格は110万3300円〜159万600円とし、従来から14万1900円〜23万1000円引き上げた。シリーズの売り上げの約2割を占める「みのり(5M/T)」は116万4900円から135万7400円に値上げした。

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