30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。下げ幅は一時900円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。取引時間中として4月25日以来、約1カ月ぶりの安値水準。前日の米国株式市場で主要な株価指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られてほぼ全面安となる場面もあった。
30日午前の国債市場で長期金利の指標である新発10年債(374回債、表面利率0.8%)の利回りが一時1.100%まで上昇したことも重荷となった。日本相互証券によると2011年12月以来、約12年半ぶりの高水準。平均株価の午前終値は前日終値比582円40銭安の3万7974円47銭。
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