【ニューヨーク共同】連休明け28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=157円20銭と約1カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。
午後5時現在は、前週末比24銭円安ドル高の1ドル=157円15~25銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0852~62ドル、170円60~70銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官が早期利下げ開始に慎重な発言をしたことが伝わり、米長期金利が上昇した。米景気の底堅さも示す経済指標もあり、利下げ開始が遅れるとの観測が高まった。
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