東京証券取引所

 28日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は反落した。前日終値から一時、100円超下げた。前日の米国市場が休場で新規の取引材料に乏しく、積極的に買い進める動きは限られた。長期金利が1%を超える高水準となっていることも重荷だった。

 午前終値は前日終値比116円75銭安の3万8783円27銭。東証株価指数(TOPIX)は4.14ポイント安の2762.22。

 朝方から半導体関連銘柄の一角に売り注文が出た。相場全体への影響が大きく、平均株価を押し下げた。一方、電力株や海運株など値を上げる銘柄も多く、平均株価は上昇に転じる場面もあった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。