キタックが24日発表した2023年10月〜24年4月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.1倍の1億7100万円だった。防災・減災対策や公共インフラの老朽化対策、能登半島地震での復旧事業による増収などが大幅な増益につながった。
売上高は同11%増の16億円だった。主力の建設コンサルタント事業は内製化が進んでおり、受注拡大による増収が利益につながりやすい。
24年10月期は売上高が前期比6%増の30億円、純利益が同15%減の1億4700万円を見込む。自然災害が頻発化・激甚化するなか、災害からの復旧工事や災害防止対策などの需要は今後も継続する一方、受注競争も激しくなるとみて従来予想を据え置いた。
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