発表によりますと、富士フイルムホールディングスの子会社とコニカミノルタは、それぞれが手がけるオフィス向けの複合機とプリンターの事業で業務提携に向けた協議を始めることで合意したということです。

両社は、原材料や部材の調達で連携するための合弁会社をことし7月から9月をめどに設立することや、トナーの開発や生産などの業務提携について、協議を行うとしています。

オフィス向けの複合機やプリンターは、ペーパーレス化の進展で需要が減少する傾向にあるなか、両社は、業務提携によって事業の効率化を進めるとしています。

この分野では、リコーと東芝テックも複合機やコピー機の開発と生産の部門をことし統合する計画で、世界市場で高いシェアを占める日本企業の間で事業再編の動きが相次いでいます。

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