【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前日比605.78ドル安の3万9065.26ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利下げに慎重との見方が広がり、売り注文が膨らんで全面安の展開となった。前日終値からの下げ幅は一時650ドルに迫った。
FRBは22日に4月30日~5月1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公開。出席者が早期利下げに慎重な姿勢を示したことが分かり、高金利政策の長期化に伴う景気下振れへの懸念から投資家心理が冷え込んだ。
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