おすすめ機能をつけた観光情報アプリの一例

NTTコミュニケーションズはスマートフォンのアプリで個人の好みに合わせた旅の体験を勧めるシステムの提供を始めたと発表した。旅行会社をはじめ企業、自治体、観光協会が持つアプリに追加すれば、それぞれの訪問客の趣向に合うスポットなどを紹介できるようになる。

提供を始めたシステムは、関西の鉄道7社が連携する次世代移動サービスアプリ「KANSAI MaaS」に採用された。まだ知られていない場所なども取り上げて、オーバーツーリズムの緩和にも役立ててもらう。

観光スポットなどの「おすすめ機能」はアプリ利用者の属性情報やコンテンツの閲覧履歴などをもとにしている。自治体や観光協会などはおすすめ機能を開発する手間が省ける。2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)で訪日外国人客が増えると見込まれており、日本語だけでなく外国語にも対応する。

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