エリア内には5つの街区がある(23日、神戸市垂水区)

パナソニックホームズなど5社は23日、神戸市で手掛ける戸建て分譲地「ウインズタウン神戸みずき台」の街開きをした。総面積は甲子園球場5.5個分の約21ヘクタールで、緑地が25%を占めるなど自然と共に暮らせる環境を整えたのが特徴だ。

価格は土地代で約2000万円、家屋はパナホームズの注文住宅の場合で3500万〜4000万円。トヨタホームや住友林業などを含め5社が販売する。 589区画あり、10年で売り切る目標だ。家で過ごす時間にこだわりたい20代から40代前半の初めて家を持つ世帯をターゲットにしている。

チョウの飛来を促し、生物多様性に配慮した。エリア内の里山にはテントを張れるスペースがあるほか、散策コースも設けた。里山は住民が加入する組合で管理する。共有施設ではテレワーク用の部屋や、バーベキューができるスペースも確保した。

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