酒井重工業は株式を2分割する

酒井重工業は21日、10月1日を効力発生日として1株を2株に分割すると発表した。最低投資金額を引き下げ、投資家層を拡大する。流動性の向上にもつなげる。

1単元(100株)あたりの最低投資金額は21日の東証終値ベースで54万7000円。分割後は27万円程度になる。東京証券取引所は最低投資金額について50万円未満が望ましいとしている。

同社のPBR(株価純資産倍率)は0.79倍と、東証が求める1倍を下回る。2025年3月期の連結純利益は、物流費の上昇などで前期比25%減の18億円を見込んでいる。

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