ロブスタ種の産地である東南アジアで天候不順が続き、コーヒー豆の国際相場が高騰した

キーコーヒーは21日、家庭用のコーヒー製品を8月1日出荷分から値上げすると発表した。店頭での価格は20〜30%値上がりする見込み。即席コーヒーやブレンドで使うロブスタ種の産地である東南アジアで天候不順が続き、コーヒー豆の国際相場が高騰している。円安も重なりコーヒー豆の調達費が上昇した。

家庭用コーヒー製品の値上げは2022年10月ぶり。今回対象となる商品の詳細は明らかにしていないが、主力のコーヒー粉「スペシャルブレンド」などのコーヒー粉や豆、インスタントコーヒー、コーヒー飲料などが値上げ対象となるとみられる。業務用製品や、全国に45店舗あるキーコーヒーの直営店での価格も順次引き上げる。

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