東北新社が17日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比28%増の40億円だった。CM制作部門の受注が好調だったほか、スーパー事業の売却などで特別利益が出た。
売上高は6%減の528億円だった。主力の広告制作事業で年度末に特需があったが、音響字幕制作部門では動画配信サービス企業からの受注が減った。全米俳優組合のストライキによる受注減もあった。
同日、25年3月期の純利益が前期比27%増の50億円になる見通しだと発表した。広告制作事業は前期並みになる見通し。4月に発表した海外ドラマ・映画配信子会社スター・チャンネルの売却で減収となるが、特別利益が出る。
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