TYKが17日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比12%増の23億円だった。主力の製鋼用耐火物の販売が堅調に推移した。年間配当は前の期より4円20銭増やし、16円20銭とした。

売上高は5%増の300億円、営業利益は1%減の31億円だった。耐火物の需要が堅調だったものの、原材料の高騰で採算が悪化した。

同日発表した25年3月期の業績予想は、売上高が前期比2%増の306億円、純利益は2%減の23億円を見込む。年間配当は前期比で40銭減配し、15円80銭とする。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。