日本生命保険は16日、米国で生命保険事業を展開する「コアブリッジ・ファイナンシャル」に約38億3800万ドル(約5950億円)を出資し、発行済み株式を20%取得すると発表した。国内人口が減少する中、安定成長が見込める巨大市場の米国で事業基盤を確立し、収益力の強化を図る。日本生命としては最大規模の出資額という。
来年2月末までに手続きを完了させる。コアブリッジは日本生命の持ち分法適用会社となる。日本生命は、出資により本業のもうけを示す基礎利益を年間約900億円押し上げると見込む。
コアブリッジは生命保険のほか個人・団体向け年金事業を展開し、個人年金事業は米国で3位という。
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