福岡地所は16日、運営する大型商業施設「マリノアシティ福岡」(福岡市西区)を8月18日で閉館すると発表した。三井不動産と共同で新しい商業施設に建て替える予定。老朽化に加え、近隣に商業施設が進出して競争が激しくなっているためだ。

 マリノアシティは2000年に九州初の本格的アウトレットモールとして開業した。敷地面積は約8万5200平方メートル。04年と07年の増築を経て現在は約160店舗が入る。福岡市中心部から近く、観覧車がランドマークになっている。

 新しい施設は、全国やアジア各地で「三井ショッピングパーク ららぽーと」などの商業施設を展開する三井不動産のノウハウも生かして検討する。「三井アウトレットパーク」への建て替えも選択肢とみられる。(松本真弥)

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