彩の国黒豚のソテーがメインのランチコースを提供する

ホテルメトロポリタンさいたま新都心(さいたま市)は6~8月、埼玉県のブランド豚で、肉質の柔らかさや歯切れの良さが特徴の「彩の国黒豚」をランチコースで提供する。豚ロースのソテーがメインの料理だ。県外から訪れた人へのPRや地産地消の促進につなげる。

同ホテルの飲食店「カフェ クロスヤード」で3500〜4500円の特別コースを提供。低温でじっくり時間をかけて調理することで、肉の繊維を壊さず、肉汁やうま味を閉じ込めることができる。粒マスタードとタマネギで、辛みと酸味が調和したさっぱりとしたソースを作り、脂の甘みを際立たせる。サラダやパン、デザートもつく。

全国農業協同組合連合会埼玉県本部(JA全農さいたま、さいたま市)によると、彩の国黒豚は100年以上の歴史があり、専用飼料・統一管理で育てている。肥育期間は約8カ月と、一般の豚よりも2カ月ほど長いという。

クロスヤードはこれまでも県産イチゴや狭山抹茶などの地元食材をコースに取り入れており、大野元裕知事も狭山抹茶のデザートの試食に訪れた。

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