システム開発の電算は15日、2025年3月期の連結純利益が前期比5%増の9億4000万円になりそうだと発表した。売上高は10%増の176億円を見込む。主力の公共分野では自治体向けの総合行政情報システムや窓口のデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを中心に売り上げを伸ばす。年間配当予想は前期実績と同じ37円とした。

15日に発表した24年3月期の連結決算は売上高が前の期比10%減の159億円、純利益は44%減の8億9800万円だった。2次元コード(QRコード)を使った地方税の納付開始を受け、前の期に公共分野のシステム対応需要が高まった反動で売上高や利益が落ち込んだ。

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