すかいらーくグループで利用できる自社ポイントで顧客を囲い込む(横浜市)

すかいらーくホールディングス(HD)は15日、ファミリーレストラン「ガスト」や「しゃぶ葉」などグループの約2600店舗で利用できる自社ポイントを16日に導入すると発表した。アプリを通じて200円の利用ごとに1ポイントたまり、1ポイントあたり1円で利用できる。来店動機を高めるほか、顧客データをメニュー開発などにいかす。

「すかいらーくポイント」の対象はガストやしゃぶ葉のほか、中華レストラン「バーミヤン」など20ブランド。すかいらーくのアプリを通じてためたり、会計時にポイントを使ったりできる。

楽天グループの「楽天ポイント」、NTTドコモの「dポイント」、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)の「Vポイント」との連携は続ける。いずれかのポイントを提示するとすかいらーくポイントと合わせてポイントをためることができる。

すかいらーくHDの平野暁・執行役員は「これまですかいらーくアプリと喫食データのひも付けが非常に難しかった」と指摘。自社ポイントを通じて顧客データを分析し「商品やサービスの開発につなげていきたい」と述べた。

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