NTTドコモは10月に「dポイント」制度を改定する

NTTドコモは15日、共通ポイント「dポイント」の制度を10月に改定すると発表した。スマートフォン決済「d払い」を利用するとポイントの還元率が最大4%まで上がる制度を新たに導入する。ポイントの還元率を高めて会員基盤の拡大につなげる。

ドコモの「dポイントクラブ」は直近3カ月間でためたポイントに応じて会員ランクを「1つ星」から「5つ星」まで5段階に分けている。ポイントの獲得数が多くなるほど会員ランクと還元率が上がる仕組みだ。

10月3日に加盟店での買い物でd払いを利用すると還元率が上がる「d払い特典」を新設する。これにより「5つ星」の人がd払いをした場合、最大で4%還元される。

ランクが上がりやすい仕組みも導入する。現在、ポイント還元率が通常の1.5倍の「2つ星」になるには、直近3カ月間で100ポイントをためる必要があった。その基準を改定後は50ポイントに引き下げる。

dポイントを携帯料金の支払いに充てた場合、会員ランクに応じて充当額の最大5%を付与する「料金充当特典」も期間限定で始める。

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