ヤマハ発動機が15日発売する「パスシオンユー」の新モデル

静岡県内に本拠を置く電動アシスト自転車メーカーが、高齢者向けの車種を強化している。ヤマハ発動機は15日、バッテリーと充電器を刷新しより扱いやすくした「PAS SION-U(パスシオンユー)」の新モデルを発売する。セリオ(浜松市)は安定性が売りの4輪型「遊歩リベルタ」を4月から一般に売り出した。

パスシオンユーは従来もシニアに配慮し、軽くコンパクトな車体やまたぎやすい低床U型フレーム、電池残量を大きな数字で表示する液晶スイッチなどを特徴としていた。新モデルではバッテリーの容量を従来比で3割高め、サイズが4割小さい充電器を新たに採用した。希望小売価格は15万1800円。

セリオが4月から一般に売り出した「遊歩リベルタ」

遊歩リベルタは2023年10月からレンタルやリースで提供していた。利用者から購入希望が多く、年間1500台の生産体制を整えたこともあり一般販売に乗り出した。自動車の運転免許を返納した高齢者らの移動の足として売り込む。希望小売価格は41万5800円。

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