メニコンは14日、2025年3月期の連結純利益が前期比54%増の70億円になるとの見通しを発表した。使い捨てコンタクトレンズを段階的に値上げしたことで採算が上向くうえ、世界的な需要拡大も追い風となる。年間配当は28円と前期から3円増やす。

売上高は6%増の1227億円を見込む。近視の進行を抑える「オルソケラトロジーレンズ」関連がアジアなどで安定的に成長するとみる。

24年3月期の売上高は前の期比5%増の1161億円、純利益が38%減の45億円だった。国内外でコンタクトの販売が好調だった一方、新工場の稼働準備などで費用が先行した。

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