精密モーターのシナノケンシが13日発表した2024年2月期の連結決算は、純利益が前の期比55%減の8億8000万円だった。円安が追い風となったものの、材料価格が高騰し最終減益となった。売上高は10%減の514億円、営業利益は45%減の13億円だった。前の期に医療機器向けの大口需要があった反動が出た。

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