国債は価格が下がると、金利が上昇するという関係にあります。

13日の債券市場では、日本国債を売る動きが強まり、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが午前の取り引きで一時、0.935%まで上昇しました。

去年11月以来、およそ6か月ぶりの水準です。

また、30年ものの国債の利回りは2%まで上昇しています。

日銀が13日午前、国債の買い入れについて、前回よりも減額すると発表したことを受けて、長期金利が上昇しています。

市場関係者は「日銀が国債の買い入れを前回より減額すると発表したことについて、市場では円安が進むことへの対応や、日銀が金融政策の正常化を早めるためだという見方が出ている」と話しています。

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