秀英予備校は9日、2025年3月期の連結決算で最終損益が3億2000万円の黒字(前期は4億2500万円の赤字)になるとの予想を発表した。前期は減損損失や静岡県内の校舎の店舗閉鎖損失引当金などの特別損失を計上したが、一転して黒字を見込む。前期無配だった年間配当金も5円復配する。

売上高は前期比5%増の108億円、営業利益が75%増の3億8000万円を予想する。新型コロナウイルス禍で減った中学3年生の生徒数が回復するほか、小学校低学年の獲得策や前期末の授業料引き上げなどの効果を見込む。

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