船舶用エンジンメーカーのジャパンエンジンコーポレーションが9日発表した2024年3月期の単独決算は、税引き利益が前の期比3.2倍の25億円で過去最高を更新した。世界的に船舶輸送が活況だったため、エンジンのメンテナンスや部品の販売が増えた。自社ブランドのエンジンを中国など海外メーカーに製造・販売してもらうライセンス事業も好調だった。

売上高は38%増の209億円だった。日本国内で新造船の建造需要が高まっており、燃費性能の高いエンジンの受注が好調だった。

25年3月期の業績は、売上高が前期比27%増の266億円、税引き利益は18%増の30億円と、いずれも過去最高を見込む。

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