鶴ヶ島市には来月、鉄道模型メーカーが新しい工場をオープンするのに合わせて、市とメーカーが連携して工場周辺を公園として整備し、1周600メートル余りの線路を敷いてSLなどを走らせる計画です。

このメーカーでは、かつて台湾の軽便鉄道で使われていたSLと、国内の工場で使われていたディーゼル機関車を入手し、5年前から鶴ヶ島市役所の駐車場の一角で展示していました。

9日は機関車2両がそれぞれトラックに積んで運び出され、今後、修理や塗装を終えたあと、公園で走らせるということです。

鶴ヶ島市は、この公園から東武東上線の鶴ヶ島駅にかけての地域で、道路や公共施設などの整備を進める方針です。

鶴ヶ島市都市計画課の高倉聖史主査は「この機関車が、市の新たな魅力創出の拠点となる公園で皆様に親しまれることを期待しています」と話していました。

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