被災後の避難生活などによるストレスや疲労を原因とする災害関連死の認定は、市や町が遺族からの申請を受けて有識者による審査会を開いて判断することになっていますが、石川県は、業務を担う市や町の負担を軽減するため、合同の審査会を開くことにしています。

県によりますと、この審査会の初会合を来週、開催することを決めたということです。

審査会は、県が選定した弁護士や医師、合わせて5人の委員で構成され、災害関連死に認定されると、遺族には最大500万円の弔慰金が支給されることになっています。

石川県によりますと、審査会は月に1回程度のペースで開き、これまでに災害関連死の疑いがあると発表している、▽珠洲市の6人、▽能登町の6人、それに▽輪島市の3人の、合わせて15人についても、審査される見通しです。

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