北海道の浦幌町にある浦幌中学校で行われた8日の訓練には生徒およそ30人と警察や町、それに地元の猟友会の関係者など25人が参加しました。

訓練は、体育の授業が行われている校庭に山からクマが下りてきたという想定で行われ、生徒たちは教員の指示に従って走って校舎の中に避難しました。

そして学校からの通報を受けて駆けつけた警察官が教員から生徒は全員避難し玄関や窓を施錠したことを聞き取ったあと、地元の猟友会のハンターとともにクマを駆除するまでの動きを確認していました。

道内では、今月、浦河町で山菜採りをしていた男性がクマに襲われてケガをするなど、クマの出没が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。

池田警察署の今野綾香地域・交通課長は「道内でクマの目撃や人身被害が増えていて、いつ身近で起きてもおかしくない状況です。クマを目撃したらまず身の安全を確保してすぐに110番通報してほしい」と話していました。

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