羽田空港での衝突事故を巡り、運輸安全委員会は25日の経過報告の段階で、詳しい事実関係を公表した。乗客の脱出や消火、救難活動にも触れ、本来は最終の報告書に盛り込むべき内容を積極的に明らかにしたという。委員の一人は「航空関係者にとって有効な情報。安全確保に役立ててほしい」と説明した。
許可なく滑走路に進入した海上保安庁機の機長の口述内容なども記載しているが、委員は「責任を問うのでなく、再発防止と被害低減を図るのが事故調査の目的だ」と強調。航空関係者らが参考にし、改善してもらうことが重要だと語った。
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