皇居・宮殿で来年1月22日に催される「歌会始の儀」で、歌が詠み上げられる一般の入選者10人が決まり、宮内庁が25日付で発表した。最年長は長野県佐久市の元エンジニア金井寛さん(77)、最年少は宮崎県延岡市の延岡学園尚学館高等部1年森山文結さん(16)となった。  今回の題は「夢」で、天皇陛下に特別に招かれて歌を披露する召人は国文学者の三田村雅子さん(76)が務める。  選考対象は1万6250首(うち海外88首、点字12首)だった。入選者は宮殿「松の間」に招待され、天皇、皇后両陛下や皇族らの歌とともに伝統的な節回しで自作の歌が詠み上げられる。

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