警視庁鑑識課で長年、指紋捜査に従事し「指紋の神様」と呼ばれた塚本宇兵(つかもと・うへい)さんが22日死去したことが24日、関係者への取材で分かった。88歳。茨城県出身。告別式は29日午後0時45分から茨城県取手市新町1の7の10、セレモ取手駅ホールで。
1955年に警視庁に入庁し、交番勤務などを経て鑑識課指紋係に配属。70年の日航機「よど号」ハイジャック事件で機内に残された指紋から実行犯の一部を特定したほか、95年に発生したオウム真理教による公証役場事務長監禁致死事件の解決に貢献した。96年に鑑識課管理官で退職した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。