19年参院選広島選挙区を巡る買収事件で、河井克行元法相=実刑確定=から現金30万円を受け取ったとして、公選法違反(被買収)の罪で有罪が確定し、失職した元広島市議の石橋竜史氏が7日、広島市役所で記者会見し「懸命に闘ってきたが、真摯に受け止める」と述べた。
石橋氏は「買収行為には一切手を染めていないとの思いで公判に臨んできた」と説明。「残り3年の任期を残して失職し、深くおわびする」と謝罪した。
石橋氏側は最高裁の上告棄却決定に対して異議を申し立てたが、4月30日付で棄却。罰金25万円、追徴金30万円とした一、二審判決が確定した。石橋氏は5月2日付で公民権が5年間停止となり、失職した。
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