22日、広島市中区の平和公園で署名活動をしたのは「高校生平和大使」と「高校生1万人署名活動」のメンバーなど県内の高校生12人です。
「高校生平和大使」はことしは全国で23人、広島県内では3人が活動していて、今月10日にノルウェーのオスロで行われた日本被団協のノーベル平和賞の授賞式に代表の生徒が出席しました。
22日の署名活動は授賞式後、初めてで、参加した高校生たちは「一人一人の力が積み重なれば世界を変えることができます。核兵器廃絶のための署名に協力をお願いします」と呼びかけました。
静岡から訪れた40代の女性は「被爆の記憶を薄れさせずつないでいくために大切な活動だと思います。世界から争いがなくなるよう願いを込めて署名しました」と話していました。
高校生平和大使で広島市の高校2年生の沖本晃朔さん(17)は「ノーベル平和賞の受賞で世界的に注目が集まる中、被爆地広島で署名を集めることには意義があると思います。平和賞がゴールではないので、核兵器廃絶に向けた世論をつくっていくために活動を続けたいです」と話していました。
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