北海道・知床半島沖で2022年4月に観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没し、乗客乗員計26人が死亡、行方不明となった事故で、乗客14人の家族らが運航会社「知床遊覧船」と社長の桂田精一被告(61)=業務上過失致死罪で起訴=に計15億円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁は20日、第1回口頭弁論を来年3月13日に指定したと明らかにした。
原告弁護団によると、6家族計13人の意見陳述を予定しており、一部は非公開で陳述する見込みだという。桂田被告の出廷について、弁護団の1人は「今のところは来る想定でいる」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。