大阪市議会は市立中学校の統廃合を進める条例案を可決した(18日、大阪市)

大阪市議会は18日、小規模な市立中学校の統廃合を進めるため、市教育委員会に再編整備計画の作成を求める条例改正案を大阪維新の会、公明党などの賛成多数で可決した。中学校の適正規模を9〜24学級と定め、学級数が6を下回り今後も増える見込みのない学校などが再編対象になる。条例は2025年4月から施行される。

少子化の影響で1学年に1クラスしかない「単学級」が生じている学校の解消を目指す。24年度、市内の中学生は約5万1000人で中学校は126校ある。5学級以下は12校あった。中学生数が2倍以上だった1979年度(約10万8000人)の中学校数は122校だった。

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