2023年4月に富山県高岡市の「オーパスフィットネスクラブ高岡」のプールで水泳教室に参加していた当時5歳の男児が溺死した事故で、安全管理に必要な監視を怠り死亡させたなどとして、県警は17日、当時現場でコーチを務めていた40代と20代の男性2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検容疑は昨年4月22日夕、同市木津の屋内プールで子どもが溺れる危険性があると予見できたのに、常に監視するなどの注意義務を怠り、男児が溺れていることに気付かず死亡させた疑い。
県警や関係者によると、プールでは当時、子ども対象の水泳教室が開かれており、19人が参加していた。
男児は水深を浅くするために設置された台の上で、ヘルパーと呼ばれる浮具を腰に着けて遊んでいた。その後、水深1.2メートルのプールの底に男児が沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。発見時、ヘルパーは外れており、飛び込むなどした際にひもがほどけた可能性があるという。〔共同〕
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