ことし4月旭川市の渓谷、神居古潭にある橋で北海道留萌市の17歳の女子高校生を全裸にさせ、欄干に座らせてその動画を撮影したうえ、川に落下させて殺害したとして旭川市の内田梨瑚被告(22)と当時19歳だった女の被告が殺人などの罪に問われています。

このうち19歳だった被告の弁護士が取材に応じ、被告が起訴された内容を認めていることを明らかにしました。

事件当時の状況については2人で被害者を押した結果、目の前で川に転落したという趣旨の説明をしているということです。

被告が弁護士にあてた手紙の中では、被害者に対し、「本当に取り返しがつかないことをしてしまって、被害者の家族の気持ちを考えると涙が止まらない」などとつづっています。

弁護側は来年2月から始まる裁判員裁判で、事実関係について大きく争わない方針だとしています。

一方、内田被告は自分の弁護士に対し「被害者を突き落としてはいない。現場から立ち去ったときには、被害者はまだ橋の上にいた」という趣旨の説明をして起訴された内容を否認しているということです。

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