障害のある子どもがいる親らの団体は17日、東京都内で記者会見し、特別支援学校の高等部などを卒業して障害福祉サービス事業所を利用する際、時間を延長して夕方までいられるよう国に支援を求めた。「事業所の多くが午後3~4時に終わる」として、子どもの見守りのため仕事を辞めざるを得ない親が相次ぐと訴えた。
教育費や子どもに残す貯金などのために働く親は多い。就学中の子どもは下校後、放課後等デイサービスに夕方まで滞在でき、親は仕事と両立しやすい。卒業後は利用できなくなるため、仕事を続けられるかどうかの「18歳の壁」と呼ばれる。
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