会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中に公判に出頭しなかったとして刑事訴訟法違反罪にも問われたカードゲーム企画会社「カードラボ」元代表の立花恵一郎被告(49)に東京地裁は17日、懲役4年6月(求刑懲役5年6月)の判決を言い渡した。同社はアニメ関連グッズ専門店「アニメイト」のグループ会社。

 細谷泰暢裁判官は、実刑判決を恐れて8月の特別背任罪の公判に出頭せず、宮崎市内で10月に逮捕されるまで逃亡を続けたとし、「言語道断」と非難した。

 判決によると、虚偽の請求書を経理担当者に提出し、知人男性の口座に計約1億7900万円を振り込ませて会社に損害を与えるなどした。

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