10月に宮崎空港で戦時中の不発弾が爆発した問題を受け、国土交通省は16日、仙台、松山両空港で不発弾が埋まっていないかどうか調べる「磁気探査」を始めた。国交省によると、福岡、那覇の両空港でも17日からの探査に向けた準備作業に着手した。
松山空港では幅が45メートルある滑走路の両脇各25メートルが対象。作業員が地面から約20センチの高さでセンサーを慎重に移動させてデータを集めた。松山空港事務所によると、来年1月末までに磁気反応のデータの収集・解析を終え、異常が確認されれば別の機器でさらに詳しく調べたり、試掘したりする。
宮崎空港で10月、米国製250キロ爆弾が爆発。滑走路が閉鎖され、80便以上が欠航した。国交省は11月、かつて軍用飛行場として使われ、不発弾が見つかったことがある仙台、松山、福岡、那覇の4空港で探査を実施すると発表していた。
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