この教室は、南三陸町入谷地区の公民館で開かれ、小学生から70代まで10人余りが参加しました。

講師は、この地区に住む74歳の男性2人が務め、参加者たちは、地域に伝わる「たが」や「七さげ」と呼ばれるしめ縄づくりに取り組みました。

参加者たちはわらを手のひらでもむようにひねりながらより合わせ、玄関先や神棚などに飾るためのしめ縄飾りを完成させていました。

参加した20代の女性は「初めて作りましたが、思ったよりかなり難しかったです。これを飾って来年は楽しく過ごせる1年にしたいです」と話していました。

かつては、それぞれの家で当主が年の瀬に身を清めてからしめ縄飾りを作っていたということで、講師の1人、山内貞行さんは「この教室で作り方を知り、伝統文化をつないでほしいです」と話していました。

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