「キリコ」と呼ばれる巨大な灯籠を担いで海に入る石川県珠洲市の伝統の祭り(松田咲香さん提供)
能登半島地震前後の自然や、半島に住む人々の営みを捉えた石川県珠洲市出身の写真家松田咲香さん(38)の作品展が、17日から鳥取市のとりぎん文化会館で開かれる。「キリコ」と呼ばれる巨大な灯籠を担いで海に入る伝統の祭りなど、震災前の風景も含む約50点を展示。 作品展は「能登の記憶」。鳥取市でカフェや子ども食堂を運営する桑田達也さん(63)が知人を介して松田さんと知り合ったのがきっかけで実現した。 松田さんが撮影した約10万点のデータは、津波で水をかぶったため一時喪失。データ復旧大手「デジタルデータソリューション」の支援で約6万点の復旧に成功した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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