このコンテストはNHK財団が主催し、高校生や大学生などから応募のあった104件のうち、グランプリなどに選ばれたアイデアが、13日都内で表彰されました。
このうち、将来的に実現することを目指す社会実装部門のグランプリには、大学生の、堀川祐生さんと三田地宏哉さんが選ばれました。
2人は、若年層がニュース記事などをインターネットで閲覧する際、そこに書かれている記述が、事実なのか、意見なのかを、AIを活用して見分けて、読者に提示するという機能が評価されました。
また、アイデア部門のグランプリには、自分が興味を寄せる人物が自分と異なる意見を持っていることを、あえて表示するアイデアを提案した大学生の杉本幸大さんが選ばれました。
杉本さんは、「何を言っているかより、誰が言っているかを重視する人の心理の特性から着想を得ました。よくも悪くも見たいものが多く見えるSNSですが、興味の幅を広げられればよりよい社会につながると思います」と話していました。
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