国土交通省能登復興事務所は13日、能登半島地震で被災した石川県の国道249号の不通区間が27日に解消し、全線で通行可能になると発表した。迂回路で開通する一部区間は地元住民や工事車両などに限定するが、半島内を円滑に移動できるようになり、復旧の加速が期待される。
不通区間のうち半島北岸の「逢坂トンネル」(珠洲市)付近は、地震の影響で隆起した海岸部分に迂回路を造成した。途中に待避所を設け、27日から交互通行を可能とする。
輪島市の「中屋トンネル」は9月下旬に開通予定だったが、同月の記録的豪雨により付近で土砂崩れが発生した。県道や市道を迂回路として復旧し、25日に1車線を確保する。
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