この催しは、元日の地震や9月の豪雨で自宅が被災してパソコンを失った人などのために日本郵便北陸支社が企画したもので、12日までに珠洲市や能登町など6か所で開かれてきました。
会場となった輪島市三井町の保育所には、近くの仮設住宅に住む人などが集まりました。
参加した人たちは年賀状向けのイラストをまとめた冊子から好みのものを選び、職員に手伝ってもらいながらパソコンのソフトで年賀状を仕上げ、プリンターで印刷していました。
近くの仮設住宅に住む70代の女性は、「年賀状を作るのがおっくうになっていましたが、助けてもらいながら作りました。新年おめでとうとは言いにくいですが、みんなに『元気だよ』と伝えたいです」と話していました。
日本郵便北陸支社郵便・物流営業部の田川裕也主任は「被災した方たちに年賀状を出す方は、お祝いではなく新年のあいさつという形で人とのつながりが感じられるようにしてもらえれば」と話していました。
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