12日午前8時45分ごろ、京成電鉄千住大橋駅(東京都足立区千住橋戸町)付近で、京成本線の高架の鉄骨が落下しているのを近くにいた千住署員が見つけた。けが人はなく、電車の運行に影響はなかったという。

 近くには鉄骨を支えていたボルトが複数落ちていたといい、千住署は落下した原因を調べる。

 千住署によると、鉄骨(長さ約11メートル)が高さ約3・8メートルの高架から区道上に落下した。鉄骨が道路をふさぎ、付近の道路は通行止めになった。

 京成電鉄によると、落下したのは、架道橋の上部にあり、車が衝突した際の影響を橋に与えないための鉄製の防護げた。重さは約15トンという。

 近くに住む女性(86)は「朝食の片付け中、ずしんという大きな音がして振動を感じた。人通りの多いところなので、けが人がいなくてよかった」と話した。

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