秋篠宮家の長男、悠仁さまが筑波大学に合格されたことが11日、関係者への取材でわかった。悠仁さまはトンボの研究に関心を持ち、昆虫や動植物などの生態や、その生息環境など「自然誌」について学べる大学への進学を目指されていた。

悠仁さまは2010年、お茶の水女子大付属幼稚園に入り、13年に同大付属小学校に進学された。同大付属中を経て、22年には筑波大付属高校(東京・文京)に入学された。

幼い頃から生物に興味を持ち、トンボ研究では専門性の高い内容にも取り組まれた。23年には研究者らとともに「赤坂御用地のトンボ相」と題する論文を発表された。

24年8月に京都で開かれた昆虫の国際会議に私的に参加。悠仁さまが関わられた皇居のトンボに関する研究内容をまとめたポスターが展示された。

秋篠宮さまは悠仁さまの進路について、23年の記者会見で「本人が何をしたいかということがやはり一番大事。そういうことができるような場所に行ってくれたらいいのでは」と話されていた。

週刊誌やネットでは悠仁さまの進学先を推測する記事や報道が過熱。宮内庁の西村泰彦長官は今年9月、「根拠のない報道については、私も心を痛めている」と言及していた。

【関連記事】

  • ・悠仁さま18歳、公務徐々に 自然誌学べる大学めざす
  • ・悠仁さま「進路実現に向け努める」 成年の感想全文
  • ・秋篠宮ご夫妻と悠仁さま、国際昆虫学会議に出席 京都

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。