書類送検されたのは、都内の3つのボートレース場に勤務していた50代から60代の元嘱託職員4人です。

警視庁によりますと、競艇の運営に関わる職員は競技の公平性を保つため舟券の購入が禁じられていますが、4人は在職中、インターネットで舟券を購入したとしてモーターボート競走法違反の疑いが持たれています。

ことし5月に別の職員が舟券を購入していたとして書類送検されたことから、競艇事業を行う「日本モーターボート競走会」が、全国の施設の職員を対象に調査を行った結果、4人の不正が発覚したということで、警視庁に刑事告発していました。

4人はすでに依願退職し、調べに対し「小遣い稼ぎだった」「仕事中に舟券を買うのが刺激的だった」などと供述して、いずれも容疑を認めているということです。

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