愛媛県は9日、同県西条市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が発生したと発表した。簡易検査で陽性となっており、遺伝子検査で高病原性が確認されれば、今季の養鶏場での発生は全国で13例目、約15万羽を殺処分する。  県によると、9日午前、養鶏場から「鳥がまとまって死んでいる」と通報があった。県職員が調べたところ8羽が死んでおり、簡易検査をした10羽中7羽が陽性だった。  高病原性と確認された場合、周辺3キロの農場では家禽や卵の移動が制限される。この養鶏場のほかに、現在計約19万羽が飼育されているという。

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